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気になる病気をチェック!
胸焼けを起こしている女性のイラスト

胃食道逆流症について

胃食道逆流症とは、胃内容、すなわち酸やペプシンを含んだ胃酸や十二指腸内容が胃から食道に逆流することによって発生する、食道の炎症性疾患です。主な症状は胸やけで、胸痛・つかえ感などが起こります。場合によっては、食べた物がのどまで逆流する事もあります。原因として考えられているのはストレスや暴飲暴食、加齢による食道裂孔ヘルニアによるものです。食道裂孔ヘルニアとは、中高年に増えてくる症状で、食道と胃の繋ぎ目である噴門がゆるくなる状態をいいます。症状は食道の噴門付近で、最も胃酸にさらされる為に起こります。診断には内視鏡検査が最も適しており、治療の一番手は胃酸を抑える投薬治療が行われます。胃食道逆流症の治療には,生活習慣への改善も有効です。特に肥満はお腹の圧力を上昇させ、胃から食道への逆流をおこしやすくします。食事の際は、食過ぎないことや脂っこい物を過剰に摂取しないことを心がけ、食後3時間くらいは横にならないようにしましょう。

【胃食道逆流症】長期化すると食道がんリスク

胃食道逆流症(逆流性食道炎)は、油っぽいものを好んで食べる・過食・ストレスが多い・肥満・高齢で腰の曲がった方に多い病気です。
この病気を完治させるには投薬治療と生活習慣を改めることが有効です。
胃食道逆流症に長期間、症状が続くと「食道腺がん」のリスクにもなってしまいます。
パレット食道という状態が常態化してしまい、細胞異変を起こすことで癌化するのです。
以上のように、胃食道逆流症自体は決して怖い病気ではありませんが、健康診断で発見されたなら早めに治療を心掛ける事をお勧めいたします。

【胃食道逆流症】が心配な人へ、おススメ健診コース